久しぶりのバリ 最悪のタクシー事情にorz

6月28日(金)
5月以来の久々のダイビングのためバリ島にやってきました。そして到着早々気分の悪いことが。

 　スラバヤの空港で偶然あったダイビング友達のMさんと、タクシー相乗りしていこう、ということになったのですが、タクシーのチケット売り場に行くと長蛇の列。
とは言え、他に選択肢がないので並ぶことに。しばらく並んでいると白タクの兄ちゃんが声かけてきます。「混んでるからこっちに乗りなよ」と。値段を聞くと30万ルピア(約3000円)。通常料金が9万5千ルピアと知っているので、アホか!と追い払う。それでも次から次へとやってくる白タク兄ちゃん。ウザすぎ。
　ちなみにこの白タク兄ちゃんの本当のお仕事は、正規の空港タクシーの運転手。よく知らない観光客からお金を巻き上げようと狙っているのです。そして会社も当然知っていて放置。困ったものです。
　そうこうしているうちに、ようやくうちらの順番。9万5千ルピアを出すと「11万だ」と言ってくる。「はあ？ふざけるな9万5千だろ!ボードに書いてあるだろ!!」と食い下がるが客が大勢いるため聞く耳もたず「あれは料金改定前のだ。ガソリン料金が上がったから料金も上がった。払わないなら帰れ」と。ガソリンの値段が4割近くあがっていたのは知っていたので、しょうがなく11万支払った。
　でも後でよく考えるとそれは間違いだったことに気づく。値段が変わったのは一般人向けの補助金付ガソリンだけ。企業のは変わってないのだ。便乗値上げもいいとこ。本当むかつく。
　さてタクシーに乗り込み目的地へGo。で、ホテルが近くなってまたトラブル。
　場所は近いのに、目的地が２カ所だと別料金が発生する云々。ここは完全無視で対処。こんなちょっとしたことでもお金をせびろうとするバリ人の腐った根性。いい人もいるんだけど、特にタクシードライバーには邪悪な感じのバリ人が多い。タクシーに乗るたびに不快な気分になることが多い。観光客が遠のけば、困るのは観光産業しか無いバリの人たちなのに、それが分からない愚か者だらけ。困ったもんだ。

補足
　バリ島の玄関、デンパサール空港。ここから出るための交通手段は誰かに迎えに来てもらうか、空港タクシーを使う以外ありません(荷物が無ければ歩けるかな？)。この空港タクシーがくせ者。この空港にはタクシー会社間の競争というものがありません。一社の完全独占なのです。 そのため料金は通常の30%〜500%以上増。50%の間違いではありません。500%です。目的地が近場の場合ですけど。
　ちなみにお客をドロップしたタクシーに乗ることも許されません。 もしそのような現場を空港タクシーの連中に見られたら、車をボコボコにされてしまうそうです。